コンテンツへ移動
広告

レポートの書き方(2017年4月1日リンク追加)

私のレポートの書き方を述べます。

はじめに一点気を付けていただきたいことがあります。

レポート問題集4頁にあるように、類似したレポートは再提出になる可能性が高いようです。

本記事の他にも各科目ごとのレポートの書き方の記事をアップしておりますが、

このような解答を作った人がいたのだなあという程度で参考にしていただけると幸いです。

再提出になってしまったとしても、書写に使った大事な時間をお返しすることは出来ません。

ここで述べる文章以上には、私には一切の責任が取れないことについて、ご了承ください。

さて、今回はレポート執筆一般について書き方を説明したいと思います。

私が学生時代に恩師や先輩方から教えていただいたものですが、参考になれば幸いです。

1. 形式面について

形式がばっちり整っていると、同じような内容の論文でも高級なものに読めます。

司書コースにおけるレポート提出を念頭に置いて、①見出しの付け方と、②脚注(参考文献)の書き方を説明します。

①見出し

第1章□□***(インデントなし)
第1節□***(1字分インデント)
1□***(2字分インデント)
(1)□***(3字分インデント)
ア□*** (4字分インデント)
(ア)□*** (5字分インデント)
a□***(5字分インデント)
(a)□***(5字分インデント)
ⅰ□***(5字分インデント)
(ⅰ)□***(5字分インデント)

通信授業科目は2000字のレポートなので、ここまで細かく章立てすることはあまり想定できませんが、項目が多い場合にはこのように整理するといいかなと思います。

ただし、私の正直な感想として、求められる解答を作るには2000字はギリギリの字数制限です。

字数が厳しい場合には、 第1章→1. と書き換えるなどして、インデントを変えるだけでも見やすい論文となります。

②脚注(参考文献)の書き方について

KULeDでのレポート提出であれば、ページ末尾に参考文献等を書く欄があると思います。

参考文献の書き方は多々ありますが、私は次のルールに沿ってまとめています。

・雑誌論文の場合
例:原田大樹「福祉契約の行政法学的分析」法政研究(九州大学)69巻4号(2003年)765頁。
…大学出版である場合には、出版社を記します。
・単独著書単行本の場合
例:大橋洋一『行政法[第2版]』(有斐閣、2004年)15頁。
…初版以降の場合、版数も算用数字で『』内に記し、『書名[版数]』(出版社名、発行年)と書いています。
・ 共著単行本の場合
ⅰ 複数の論文からなる共著の場合
例:角松生史「自治立法による土地利用規制の再検討」原田純孝編『日本の都市法2 諸相と動態』(東京大学出版会、2001年)321頁。
ⅱ 章ごとに執筆担当者が異なる共著の場合
例:稲葉馨ほか『行政法[第2版]』(有斐閣、2010年)270頁(前田雅子執筆)。
…上記例は、4人の共著で、前田雅子の執筆する第5章の270頁を引用する場合を表します。
…共著者が3名以上の場合は、1名のみ表示し、その他の共著者名は「ほか」と表示します。2人の場合は間を=でつなぎます。
・座談会の場合
例:長谷部恭男ほか「鼎談・在外邦人選挙権大法廷判決をめぐって」ジュリスト1310号〔小幡純子発言〕(2005年)2頁。

また、司書コースではあまり使用しないかもしれませんが、判例や法律を用いる場合は以下のように書きます。
・判例の場合
例:最判昭和58年10月7日民集37巻8号1082頁。
…判例集未掲載の判例を引用する場合は、以下のようにする。URLは改行して一行下に示します。
最判昭和58年10月7日判例集未掲載、最高裁HP      http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=01&hanreiNo=26191&hanreiKbn=01(2016年8月29日閲覧)

最高裁HPとURLの間は半角スペースを空けます。なお、URLは全文のPDFファイルのアドレスではなく、事件番号、事件名等の載っている詳細ページとしています。
・判例研究の場合
例:野中俊彦「判批」ジュリスト1310号(2005年)18頁。
…判例百選等の判例解説は、原田大樹「判批」『地方自治判例百選[第4版]』(2013年)115頁。とする。調査官解説は「判解」とする。
…重要判例解説は、赤坂正浩「判批」平成8年度重判10頁。とする。
…執筆者が匿名の場合は、執筆者名を「匿名コメント」とする。
・先例、通達の場合
例:昭41・6・8民甲1213民事局長回答。
・答申の場合
例:平成14年情報公開・個人情報保護審査会答申188号。

本来であれば、テキストであっても引用した場合は本文中にも脚注を付けるべきなのですが、KULeDのレポート提出フォームにはワードのように脚注を付けるツールが無いので割愛いたします。

2. 構想について

以下では①全体の構成、②書き出しと終わり方について説明します。

①全体の構成

論文全体の構成ですが、私は次の形をなんとなくイメージしながら執筆しています。

導入(2-3文)

まず、これからどのようなことを書くのかを述べ、余裕があれば全体像について述べます。

レポート作成においては、導入とは設題の書き換えになると思います。

例: 本稿は、筆者が○○市立中央図書館に赴いて調査した実際のサービスについて、私見を踏まえて今後の展望を論じるものである。

これは、図書館概論のレポート課題である、「公共図書館を1つ選んで、設備(規模、単独館か複合館)、立地、蔵書数、貸出数、図書館職員数、実際の図書館サービスについて調査やインタビューを行いなさい。公共図書館は、中央館、分館、地域館、分室、または公民館図書室を一つ選びなさい。必ず図書館名と所在地を記入すること。この調査を通じて、対象とした公共図書館に期待することおよび感想を述べなさい。調査前にアポイントを取ることが望ましい。」に答えた私のレポートの書き出しです。

このような長い設題においては、軸になるセンテンスに着目し、答えるべきことを抽出します。

公共図書館を1つ選んで、設備(規模、単独館か複合館)、立地、蔵書数、貸出数、図書館職員数、実際の図書館サービスについて調査やインタビューを行いなさい。公共図書館は、中央館、分館、地域館、分室、または公民館図書室を一つ選びなさい。必ず図書館名と所在地を記入すること。この調査を通じて、対象とした公共図書館に期待することおよび感想を述べなさい。調査前にアポイントを取ることが望ましい。」

問われていることにきちんと答えればほぼレポートは合格です。

本体

設題に対して答える部分です。具体的な科目ごとの解答の考え方は他の記事に任せます。

レポート問題集における、作成上の留意事項・ポイントや、評価についての記述を参考にしながら述べていきます。

結び(2-3文)

字数制限との兼ね合いで厳しければ省いても構わないかもしれない部分ですが、なんだか尻切れトンボで気持ちが悪いので(笑)、私は出来る限り作っています。

この結びの部分では、レポート作成にあたって学んだこと、当該レポートに関して評価できる点、課題として残っている点を述べます。

例: 本稿作成に当たっては、利用案内カウンターにおいて簡単な説明を受けたにとどまった。○○な理由など、執筆において浮上した疑問点は今後の課題とし、9月以降に改めてアポイントを取って調査を続けたい。

これも、図書館概論のレポートより抜粋した部分です。参考になれば幸いです。

以上がレポートの書き方一般です。

最初から一発合格を狙って質の高い文章を目指すのは勿論ですが、とにかく時間との戦いだと思うので、スピード感を持ってとにかく書いて提出しましょう。

先生方の講評では書き直しのポイントも教えてもらえるみたいなので、どんどん書きやすくなると思います。

本文中のキーセンテンスについてですが、石原千秋先生の著書が参考になると思います。アマゾンの許可が下りれば、リンクを貼って紹介します。

(以下2017年4月1日追加)

上で触れた石原千秋先生は、私の好きな先生の一人で、

その著書は殆ど読んでしまったと思います。特に挙げるならば、

大学生の論文執筆法 (ちくま新書)
秘伝 大学受験の国語力 (新潮選書)
教養としての大学受験国語 (ちくま新書)

この3冊は即戦力になると思います。

 

また、通信教育過程においては、其々勉強する環境が多様であると想像できます。

大学を卒業して以降、レポートの書き方を忘れてしまった、あるいはきちんと書き方を学んでいないといった方は、

今一度レポートや論文の書き方をフォローしておく必要があるでしょう。これらの文章においては一定のお作法のようなものがあり、それをクリアして初めて内容で評価されることになります。

論文の書き方を説く本は数えきれないほどあり、そして新たに出版され続けていますが、

私のおすすめは新版 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス)です。大学時代にはこの本を何度も読んで基本を叩き込み、レポートや論文に取組んだものです。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。