5702 図書館概論 レポート

図書館概論のレポート作成について書きます。

レポート設題集は使用期間平成27年4月1日~平成29年3月31日のものを使用しています。

また、勉強の流れについてはこの記事で、レポートの書き方一般についてはこの記事で説明しています。

これらの記事を併せて一読頂けると、以下の解説が読みやすくなると思われます。

繰り返しになりますが、丸写しのレポートは再提出になりやすいようです。

レポートの一部及び全部を掲載しておりますが、これらはご自身の執筆の参考にとどめてください。

 

1. 設題の分解と書き出し

本科目の設題は以下の通りです。

「公共図書館を1つ選んで、設備(規模、単独館か複合館)、立地、蔵書数、貸出数、図書館職員数、実際の図書館サービスについて調査やインタビューを行いなさい。公共図書館は、中央館、分館、地域館、分室または公民館図書室を1つ選びなさい。必ず図書館名と所在地を記入すること。この調査を通じて、対象とした公共図書館に期待することおよび感想を述べなさい。 調査前にアポイントを取ることが望ましい。」

この設題より、レポートの大枠は次の2点に集約されます。

①公共図書館を1つ選んで、調査やインタビューを行う。

②対象とした公共図書館に期待することおよび感想を述べる。

 

ここで求められていることとして、公共図書館での調査があります。

他の科目のレポート設題でも、実際に図書館へ赴くことが求められることがあります。

例として「図書館サービス概論」や「図書館サービス特論」のレポート設題が挙げられます。

せっかく足を運ぶので、他の科目のレポートで必要な事項も一緒にインタビューしてしまうといいと思います。

 

2. 設題①と設題②

本科目のような明確かつ方向が中心の設題の場合、残念ながら解説すべきことが殆どありません。

何か書き方等で迷うことがあれば、直接お知らせください。

時間の許す限りで、お役に立てたらいいな~と思います。

 

 Let me know your thoughts

3. 解答例

 

私が作成したレポートはこちらです。

 

 本稿は、筆者がXX市立中央図書館(以下「本図書館」とする)に赴いて調査した実際のサービスについて、私見を踏まえて今後の展望を論じるものである。

1. 図書館概要

 まず、本図書館の概要として、所在地、蔵書数、貸出数、図書館職員数、設備、実際の図書館サービスとして閲覧サービスや貸出サービスなどの基本的サービスについての調査結果をまとめる。

 本図書館は(住所)に所在し、分館として同市aセンター内にa図書室、移動図書館として「b号」を有する。開館時間は火曜日から日曜日まで同一で、午前9時から午後7時である。平成26年度の蔵書数は293702冊、うち開架蔵書数は259053冊であった。同年の貸出数は、個人貸出数は349839冊であり、団体貸出数は271団体に対して53990冊であった。同年の図書館職員数は、専任職員が8名(うち司書・司書補は2名)、非常勤職員が1名、臨時職員が12名(うち司書・司書補は3名)の合計21名であった。地上1階、地下1階建ての館内には、書架の他の設備として134席のAVホール、企画展示室、クラフトルーム、会議室があり、これらは申込みをすれば有料で利用できる。また、閲覧席には様々なタイプがあり、電源と照明を備えた仕切り付きの席、グループ室、畳の個室、AV視聴ブース、母子向けのソファ席、屋外読書席がある。地階には飲食可能な喫茶室が設けられている。正面玄関付近には、地域の情報コーナーが設けられ、近隣の保育所等の広報、講座や講演会のチラシ、ハローワークの新着求人票等の掲示がある。

 続いて、図書館サービスに関しての調査をまとめる。

 地上1階のフロアは中央のカウンダ―群で空間が二分され、一方は児童・YA向けの資料がある空間、もう一方は一般向けやシニア向けの資料がある空間となっている。カウンターは利用案内、貸出専用、返却専用、子供用、レファレンスカウンターがそれぞれ独立しており、それぞれのカウンターに職員が配置されている。館内の4か所にタッチパネルで操作できるコンピュータ端末が設置され、この端末は大人用、子供用の画面を切り替えて蔵書検索を行うことが可能である。

 貸出に関しては、利用登録が必要である。利用案内カウンターに備え付けの利用申込書に必要事項を記入し、自動車運転免許証等の身分証明できるものと一緒に提出する。本図書館の特色であるが、XX市内に在住、または通勤、通学する人に加えて、広域12市町村に含まれる他の町村(c, d, e, f, g, h, i, j, k, l, m, n )に在住する人も登録し、図書の貸出を受けることができる。貸出冊数は、本や雑誌などの資料は合計で10冊まで(市外在住者は5冊)で、貸出期間は2週間である。CD等の資料は合計で2点までで市内利用者に限られ、貸出期間は1週間となっている。また、市内利用者のみであるが貸出中資料の予約が可能であり、これはインターネット上でもログイン後手続きが可能である。通知方法は電話やメールなど、都合のいいものを選択できる。他館からの取り寄せや、購入希望も市内利用者に限られ、こちらの手続きは館内の所定の申込用紙への記入、提出が必要である。団体貸出の対象は、XX市内の学校、保育園、事業所、機関、諸団体となっており、団体利用承認書の提出と団体利用登録によって、100冊まで1ヶ月の貸出を受けることができる。

 2. 図書館への期待および感想

  実地調査を踏まえ、筆者は本図書館に対して、レファレンスサービスについての案内の充実を求める。

 本図書館の利用登録に際しては、利用案内カウンターにおいて図書館の利用に関する詳細な説明を必ず受ける。貸出・返却、館内利用に関する注意事項等を、利用案内のパンフレットを一緒に確認しながら説明してもらえるので、どの職員が対応しても最低限必要なことは漏れなく伝わると思われ、評価できる。しかし、その説明におけるレファレンスサービスに関するアピールに貧弱な印象を持った。図書館の仕組みに興味があれば、レファレンスサービスの重要性や、少なくともその存在を認識しており、「相談事があれば、奥の相談デスクにおいて承ります。」という一言で何を指すか理解できるであろう。しかし一般の利用者に対しては、同様の簡素な説明では足りないように思われる。レファレンスサービスこそが、図書館を図書館たらしめる機能の一つであると捉えれば、図書館は単なる無料の貸本屋ではなく、生涯学習の場であり、学びを深めることを助ける機能を担っていることを利用者に印象付けることが重要と思われる。どのような質問に答えられるのかといった、レファレンスサービスの場面を具体例を用いて、最初の利用案内で説明できると親切であろう。

 本稿作成にあたっては、利用案内カウンターにおいて簡単な利用案内を受けたにとどまった。前年度の団体貸出件数が県内で突出して多い理由など、執筆において浮上した疑問点は今後の課題とし、9月以降に改めてアポイントを取って、調査を続けたい。

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