勉強方法:テキストの読み方

最短コースで合格にたどり着ける、テキストの読み方とはどのようなものだろうか。 随分前にアップしたにも関わらず、勉強方法や、レポートの書き方の記事が依然よく読まれているみたいです。ありがとうございます! 今回は「テキストの読み方」についてまとめました。 読書は勉強の基本ですが、通信教育や独学のためにテキストと向き合う必要の大きい場合には、その「読み方」を特に意識する必要があるように思います。 (This article shows my way of studying, and it is written in Japanese. Please look down and select your languages.) 勉強方法の記事で紹介している通り、私の勉強方法においては「テキストを読む」というステップが重要な位置を占めています。 しかし、どのように「読む」のかについて説明が不足していた印象があります。申し訳ありません。 10月より受講される方もいらっしゃると思われますので、今一度、どのようにテキストを読んでいたのかを振り返ります。 ※ 本の読み方についておすすめしたい本として、以下のものが挙げられます。勉強は、Trial and error でお話したように、試行錯誤しながらご自身のスタイルを見つけてもらうものです。私のブログを参考にしてくださるのは大変嬉しいことですが、ここに留まらず近大通信での勉強をきっかけとして、色々なメソッドに触れてみてください。そして実際に試行錯誤して、あなたの勉強方法を見つけてください。一生ものの技術になると信じています。 樋口裕一『差がつく読書』:第一部「「実読」の方法」は、勉強のための読書に特に当てはまります。以下で紹介している斎藤孝先生も、この本を読まれたはずだと予想しています。第二部以降の楽しむための読書の方法も、今後図書館で働く意思のある我々にとって、かなり示唆に富んでいるように感じられました。 斎藤孝『大人のための読書の全技術』、同『大人のための書く全技術』:アウトプットを意識した読書の方法について詳細に書かれています。近大通信教育部の司書コースにおけるテキストはまさにテストやレポートでのアウトプットを予定されているものなので、即戦力になるアドバイスだらけだと思います。これら二冊は『大人のための会話の全技術』と併せての三部作?となっていて、三冊並べていると言葉の力、とりわけアウトプットする力の価値について考えさせられます。斎藤孝先生をして、ここまでの量を語らせるほどに、言葉を操る力は重要なものなんですね。 1. テキストの読みの基本:速読 勉強方法の記事より抜粋いたしますが、私の勉強方法はテキストを読むことが基本で、 1. テキストの通読 まず、テキストを通読します。 この時はとにかくスピード感を持って読むことを心掛けています。鉛筆は持ちません。 2. テキストの通読(2回目) もう一度テキストを読みます。 この時、鉛筆で下線引き、メモの書き込みを行っています。 という段階を踏んでいました。 スピード感を持って読む、という記述でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでの通読は速読です。上記の樋口先生の説明をお借りすると、「基本的に最初から最後までを視野に入れる」ことを目的とした、さしあたり「全体は理解することを目指す読み方」と説明できます。いわゆる斜め読みです。 一回目の通読で、当該科目の大体の輪郭を把握し、二回目の通読で重要なところ(≒レポートや問題集解答作りの部品になりそうなところ)に目印を付けます。 そもそも、読書の技術は以下のような二つに分類できます。本によって読み方を変える必要があるのです。 一つは、本を読んで得た情報を実際に役立てるための読書です。もう一つは、文学を味わうなど自身の楽しみのための読書です。 言うまでもありませんが、近大通信のテキストの読みは前者であるべきです。味わったり、解釈したりする必要はないので、限られた時間のなかで効率的に早く読むのが望ましいと言えます。 さて、私が行っていた斜め読みのポイントを具体的に説明すると、以下の2点に絞られます。(樋口先生のテクニックから学びました。) 1. 知っているところはどんどん飛ばす 章や節のタイトル、または小見出しを読んで大まかな内容が把握できるところはどんどん目を先へ先へと動かして読みます。 図書館での勤務経験がない方、近大通信ではじめて司書という仕事に触れるという方にとっては、最初は簡単には出来ないことだと思います。しかし、本は知識で読むものなので、テキストに加えて紹介している参考書にも触れ、関係のある科目をクリアするごとに、読むスピードが加速してゆきます。安心してください。 2. 分かりにくいところは注意して読む 飛ばして読んでいて、段々とテキストについていけなくなったように感じたら、スピードを落としてあやふやなところに戻ります。戻って読み直す際には、漫然と全体を読み始めるのではなく、問題・結論といった文章の構造を意識して、重要な情報は何であるのか頭で整理しながら読んでください。 以上のような斜め読みによって、スピード感を持って通読をします。科目によりますが、一科目1時間を目安に読んでもらうといいかもしれません。 2. 斎藤孝先生に学ぶ 速読力を養う技術 … Continue reading 勉強方法:テキストの読み方